採卵に向けた準備期間:初診~カウフマン療法

採卵に向けた準備期間:初診~カウフマン療法

この記事は現在進行形ではなく過去の実体験の記録であり、第2子の治療開始時に比較できればと残しています。もし、現在治療中の方の参考になれば幸いです。

私が不妊治療クリニックの門をくぐったのは、39歳6か月の時でした。

40歳を過ぎると高度不妊治療助成金を受けられる回数が減るからというのが大きな理由でしたが、35歳を過ぎてからは妊娠率がぐっと下がるので、39歳というのは治療を開始するのが相当遅かったと今でも後悔しています。

私が選んだクリニックは吉祥寺にある「うすだレディースクリニック」です。
このクリニックを選んだ理由は3つあります。

  • 体外(顕微)受精がメインの治療である(ステップアップもやっています)
  • 予約がいらない(有名クリニックだと2時間待ちは普通)
  • 毎年「治療実績(妊娠数)」を公開していて数字が伸びている

初診

初診も予約は不要です。受付で初診の旨を伝えて問診票を数枚記入します。

すると、まずは当日できる検査(血液検査)から始まり初診の日から治療が開始されます。

こちらのクリニックではAMH(抗ミュラー管ホルモン検査)の院内測定ができ、採血後1時間以内で結果が出ます(検査会社に依頼すると検査結果までに10日ほど必要となる)。

結果次第で治療内容が変わってくるので、それがその日のうちに分かるのもすごいなと思いました。

不妊治療の知識があまりない、治療そのものを迷っている方はびっくりするかもしれませんが、1日でも早く妊娠したいと思っている人にとっては無駄な日がないのでよいと思いました。

ただ人によっては「システマチックすぎて患者に寄り添ってない」と感じることもあるようです。でもね、目的は「妊娠すること」ですよね?心のケアが必要ならば他のクリニックにすべきかなと…。

カウフマン療法

検査と並行して進めるのが「カウフマン療法」です。

カウフマン療法(エストロゲン・ゲスターゲン周期療法)
無排卵などによる周期異常の場合に、周期前半は子宮内膜を増殖させる卵胞ホルモン(エストロゲン)剤を投与し、周期後半からは卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤の両方を投与する周期療法。

Wikipedia

こちらのクリニックでは、採卵準備前にカウフマン療法を行うことで、月経周期の乱れを調整し卵巣を1周期休ませて採卵周期に良質の卵子採取することを目的としています。

つまりカウフマン療法を挟むことで初診から採卵まで2カ月弱かかってしまいますが、良質な卵子が取れれば移植回数が少なくて済むのですからまさに「急がば回れ」なんですよね。

私の場合、使った薬とスケジュールは以下のとおりでした。人によって日数は違うかもしれませんが。

プレマリン・・・21日間
プラバノール・・・21日間
生理・・・プラバノール飲み終わりから4日目

プレマリン(卵胞ホルモン剤)で体を『生理周期前半の状態』にし、プラバノール(卵胞ホルモン+黄体ホルモン剤)で『排卵後の生理周期後半の状態』にします。

内服で生理周期を疑似的に作り出すので卵巣は排卵をせず休息できるという仕組みです。

ちなみに、プラバノールは故意に生理周期をずらす時にも使われる薬なのですが、副作用(吐き気)が出る人もいます。私は飲み始め2日間のみ猛烈な吐き気と動悸がありました…。

こちらのクリニック特有なのかもしれませんが、「生理1日目=出血した日」ではありません。

体温が下がった日=1日目としてカウントします。

これだけが治療中正直ずっと微妙でした。体温は排卵しているかどうかの目安にはなりますが近年は基礎体温は不要であるクリニックが多いので、体温で生理を判断していると移植日がずれてしまわないのかなと思いました(まあ、採卵日・移植日も薬で調整はするんですけど)。

カウフマン療法の最中は検査結果を聞きに2日ほどクリニックに行く必要がありますがその程度です。

生理が始まったらいよいよ採卵周期がスタートします。

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